名古屋市長選挙が11日、告示されます。現職と新人、合わせて4人が立候補を予定していて、愛知県内でも感染が再び拡大していることから、新型コロナウイルス対策などが争点となる見通しです。
名古屋市長選挙に立候補を予定しているのは、いずれも無所属で、
▽4期目を目指す現職の河村たかし氏(72歳)
▽新人で元会社員の太田敏光氏(72歳)
▽新人でNPO法人理事長の押越清悦氏(62歳)
▽新人で自民党を離党した元名古屋市議会議長の横井利明氏(59歳)
以上の4人です。
河村氏はみずからが代表を務める地域政党・減税日本の推薦を受けています。
一方、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党は横井氏を推薦し、共産党も自主的に支援しています。
愛知県内でも感染が再び拡大していることから、選挙戦では新型コロナウイルス対策や、地域経済の活性化策、それに3期12年にわたる河村市政への評価などが争点となる見通しです。
また、愛知県の大村知事のリコール・解職請求に向けた署名の偽造問題が明らかになる中、活動を支援した河村氏の対応をめぐっても論戦が交わされるものとみられます。
名古屋市長選挙は、今月25日に投票が行われ、即日開票されます。