新華網によると、4月27日-30日に開催された2023中国家電・消費電子博覧会(以下、AWE)で、リンナイは全種類のキッチン家電及び浄水システム、給湯器などのソリューションを展示し、100年経験の燃焼技術のキッチン家電分野における応用と革新を示し、スマートで健康的なキッチンの理念を全面的に伝えた。
博覧会で日本リンナイ上席執行役員、海外事業本部長兼上海リンナイ董事総経理の西澤勇生氏は新華網の単独インタビューを受け、現在の優位性、目立った成果、発展計画、社会的責任などの主な議題について述べた。
日本リンナイ上席執行役員、海外事業本部長兼上海リンナイ董事総経理の西澤勇生氏
質の高い発展は現代化企業に対する根本的な要求であり、今年のリンナイの発展計画について、西澤勇生氏は「当社は『品質こそ我らが命』という企業理念を堅持していて、技術革新を続け、お客様に安心・安全かつ便利な製品を提供する。そのために、社内でデジタルトランスフォーメーションや人材育成などに継続的に力を入れている」と述べた。
「また、集団創立の100周年を控え、リンナイのロゴを一新し、ブランドコミットメントを確立し、グローバルなブランド向上活動に積極的に取り組んできた。今年もこれらの活動を継続的に行っていきたいと考えている」。
AWE現場で各界の人士がリンナイの「過去100年の波乱の歳月を乗り越え、活力に満ちあふれている三十周年を迎える」の立会人
リンナイがいかに既存の強みを生かし、消費者のためにスマートホーム生活を構築しているかについて、西澤勇生氏は「リンナイは長年にわたり、中国市場でも市場をリードしている企業の一つとして、消費者のニーズに合った利便性の高い製品を提供し続けている。例えば、リンナイが誇る燃焼制御技術で、タイマー機能と温度制御機能によって、多様な調理モデルを実現し、料理をより便利にした。今後もリンナイはエネルギーに対してより精度の高い制御技術を開発し、環境に優しく、かつ消費者がより快適で便利な生活を提供し続けていく」と述べた。
主催者によると、今回の博覧会で展示されたの多くのリンナイ・キッチン用品がAWEアワードを受賞した。AWEアワードが中国家電業界の「オスカー」と呼ばれている。リンナイにとっての受賞の意義と今後のリンナイの発展戦略における新たな発展計画について、西澤勇生氏は、「今回はリンナイの星厨シリーズとマカロンシリーズの製品がAWEアワードを受賞した。まずは組織委員会がリンナイを高く認めてくれたことに感謝の意を表す。AWEアワードを獲得したことはリンナイの製品が技術と品質の面で業界に認められたということだ」と述べた。
「1920年にリンナイが創設された時、最初の商品はキッチンコンロだった。その後、103年を経て、日本では厨房器具のトップブランドを確立し、さらに海外の多くの市場でもリンナイキッチン商品が広く人気を集めている」。
今後の成長戦略について西澤勇生氏は、リンナイは消費者の健康的な生活を持続的に創造できる商品をより多く開発する必要があるとし、そのために多くの消費者とのコミュニケーションや交流を強化し、消費者のニーズを捉え、それに応えられる良質な商品の提供に努めていくと述べた。
AWE期間中、リンナイ・スターシリーズ・ガスコロンが「AWEアワード:知能科技賞」、リンナイ・マカロン・レンジフードコンロセットが「AWEアワード:金口碑賞」、リンナイ煥享シリーズ給湯器が「AWEアワード:革新賞」
それに加えて、「希望キッチン」公益プロジェクトを支援することになるが、この取り組みの意義と目的を聞かれた西澤勇生氏は、「リンナイは企業所在地域の社会的責任を実践することを非常に重視して、これまで公益事業に積極的に取り組んでいる。『希望キッチン』公益事業への参加はその一環だ。このプロジェクトを通じて、貧困学校にキッチンを寄付し、学校のキッチン環境を改善し、青少年の健康的な成長を後押ししたいと考えている。多くの人がこの取り組みに賛同し、この活動に参加するきっかけになることを期待している」と答えた。
上海市青少年発展基金会が上海リンナイに看板を授与し、「希望キッチン」公益プロジェクトをスタートした
今回のAWE博覧会で、リンナイは多くの最先端技術とキッチン製品マトリックスでユーザー体験を向上させる。燃焼技術に特化した100年ブランドとして、リンナイは「ユーザーのためにより健康的なライフサイクルを作る」という理念を堅持していて、世界のユーザーのためにスマートで便利な製品を提供する。
今年は上海リンナイ創立の30周年であり、これから、リンナイは引き続きキッチン家電分野の配置に焦点を当てて改善していくだけではなく、暖房システム、給湯器、浄水システムの全種類の発展も図っていく。