【独自】山上容疑者が「3年前、殺すつもりで火炎瓶を持って向かった」統一教会・名古屋4万人イベントの内部写真《来日した韓鶴子総裁と、礼賛した有名政治家たち》(現代ビジネス編集部) | 現代ビジネス | 講談社(2/3)
唯一披露された大村・愛知県知事の祝辞
録音から判断すると、この「孝情文化祝福フェスティバル」には、日本の地方議員だけでなんと200人が出席。韓国やアメリカの国会議員も参加していた。
多く寄せられる祝辞の中で唯一、披露されたのは、愛知県の大村秀章知事のものだ。
「孝情文化フェスティバルの開催を祝し、お慶び申し上げます。混迷する東アジア情勢の中で、日韓米の連携をテーマに、韓鶴子総裁をこの愛知県国際展示場にお迎えして各界各層の多くのみなさまがお越しくださいましたことに心より歓迎申し上げます。
私は公務が重なり残念ながら出席がかないませんが、世界平和の実現に向けて、地球規模で関係を整えてくださる韓鶴子総裁の力強い使命とリーダーシップに心より敬意を表するとともにご尽力にも敬意を表し、会のご成功を祈ります」
韓総裁を絶賛する内容である。ちなみに大村県知事は、衆議院議員時代から安倍元首相とは近い関係にあった。司会者によれば、福井県の杉本達治知事と三重県の鈴木英敬知事(当時)も祝電を贈っていたという。
またこのイベントの前日、10月5日に名古屋市内のホテルで統一教会友好団体のUPF(天宙平和連合)が開催した「ジャパンサミット&リーダーシップカンファレンス」(JSLC)というイベントがある。いわば「前夜祭」にあたるこのイベントには、自民党の細田博之現・衆議院議長や原田義昭元・環境相も参加し、細田氏は基調講演している。細田氏はいうまでもなく、安倍氏が派閥会長に返り咲く前の清和会会長である。統一教会と安倍派の関係が、ここでもうかがえる。
孝情文化祝福フェスティバルでの韓鶴子総裁 (c) 現代ビジネス
そして、来賓としてスピーチしたのは、自民党の工藤彰三衆議院議員(57歳)だった。
「皆さんこんにちは。地元・名古屋の衆議院議員・工藤です。このような盛大な場所でご挨拶をさせていただくことに、心より感謝申し上げます。
本日は誠におめでとうございます。みなさん、本日は孝情文化祝福フェスティバルの開催、誠におめでとうございます」
2020年2月7日に韓国で行われた合同結婚式で (c) 現代ビジネス
初夏の微山湖行 水と空の間の悠々とした旅
微山県微山湖国家湿地公園は省初の生物多様性体験地として、正式に除幕式を行った。この体験地は北方地区で初めて省市県三級政府が共同で建設を主導した生物多様性体験場所で、微山湖国家湿地公園の自然資源を頼りに建設された。元の生態構造を残した上で、体験的に新しい施設と自然環境を巧みに融合し、科学普及・宣教の方式を革新した。実地体験と科学普及教育を通じて、青少年と児童に豊かな自然教育の機会を体験的に提供すると同時に、生物多様性保護に対する公衆の認知レベルも高めた。
微山湖国家湿地公園は自然の美しさ、文化の豊かさ、生態レジャーが融合した総合楽園である。朝の最初の光が湖面を渡ると、微山湖は淡い金色の輝きに染まり、世界全体をいっそうやわらかく見せた。湖のほとりに立って、澄んだ空気を深く吸って、心身をこの瞬間に徹底的にリラックスさせる。小舟に乗って葦の茂みの中を行き来して、鳥のさえずりを聞いて、あの塵を離れた静けさと調和を感じる。
夏の足音が忍び寄るにつれて、微山湖のハスの花も見頃を迎える。一面のハスの花が咲き誇り、ピンクと白の美しさを堪能できる。特製のハス観賞船に乗り、ハス池の間を行き来し、「空に接ぐ蓮の葉は限りない青さで、日の光を反射する蓮の花は特別な赤みを放っている」という詩的絵巻を間近で体感する。たまには蓮の採り人にも出会い、「魚が蓮の葉の間で遊んでいる」という田園を楽しむことができる。
微山湖はハスの世界だけでなく、多くの渡り鳥の天国でもある。重要な湿地保護区として、ここには数多くの珍しい鳥類が生息している。「鳥の中のジャイアントパンダ」と呼ばれる震旦カラスと世界的な危急種であるアオダイガモがここで繁殖している。船が微山湖に入ると、青い波が揺れ動き、水鳥の群れがすばやく葦の茂みの中に潜り、沿道の多くの場所で青々とした水や、魚が跳び、鳥が飛ぶ光景が見られる。望遠鏡を持って、バードウォッチングに参加して、鳥の言葉を聞き、種類を識別し、自然の不思議と生命の活力を感じる。この生き生きとした湿地帯では、鳥のアユ、こうじ、毛太刀魚など、水質を要求する魚が再び姿を現すほか、一歩一歩が目新しい発見となる可能性がある。危急種のモモクラゲも微山湖水域に出現している。
夜のとばりが下りると、微山湖はまた別の風情を見せた。湖面に点々と漁火が星空に映え、天の川の縁に触れそうでした。静かな一角を探して、満天の星を仰ぎ見て、心をこの静かな中で徹底的な解放と浄化を得させる。
河村市長の公約「天守閣の木造復元」が大ピンチで首も吹っ飛びかねない?「名古屋城戦争」の内幕 – 政治・国際 – ニュース|週プレNEWS
現在の名古屋城天守閣はコンクリート製だが、耐震強度が不足していることが理由で昨年5月から立ち入り禁止になっている
「2022年末までに名古屋城天守閣をオリジナルに忠実な木造で復元させる!」
そんな公約を掲げる河村たかし名古屋市長だが、先行きに暗雲が立ち込めている。国から許可を得られず予定は遅れまくり。ついに22年完成は困難な情勢になってしまった。
なぜそんなことに? そこには城の「石垣」をめぐる、市と有識者団体の対立があった!
* * *
■「石垣部会」の大反対
名古屋市の河村たかし市長が進める名古屋城天守閣の木造復元プラン。戦時中に焼失し、その後、鉄筋コンクリートで復元された今の天守閣を、オリジナルに近い状態で復活させようという計画だが、「江戸期の姿に史実に再現すべき」としてエレベーター設置を拒否する市長と、設置を求める障害者団体が抜き差しならないバトルを繰り広げていることは、7月11日配信の記事「名古屋・河村市長が安倍首相の『大阪城にエレベーターを設置したのは大きなミス』発言を全力擁護するワケ」でお伝えした。
だが、名古屋城をめぐるいざこざはこれだけではない。現地では木造復元を進めたい河村市長に文化庁がつれない反応を示したり、冷戦状態にある愛知県知事が河村批判を強めたりするなど、剣呑(けんのん)な雲行きになっているようなのだ。
市長と文化庁の"すれ違い"が明らかになったのは6月21日のこと。名古屋市が提出していた現天守閣(コンクリート製)の解体申請が文化庁の文化審議会から「継続審議」とされ、許可が下りなかったのだ。
天守閣の木造復元を2022年末までに完成させることは2017年に4選を果たした河村市長にとって最も重要な公約。しかし、文化庁にストップをかけられたことにより、スケジュールの見直しを迫られることになってしまった。
解体に強く異を唱えたのは名古屋市の「名古屋城石垣部会」だ。この部会は、形式上は名古屋市に所属する形になっているが、実際には文化庁の肝煎(きもい)りで設けられた組織で、オブザーバーには文化庁職員も名を連ねる。同部会の委員のひとり、千田嘉博(せんだ・よしひろ)奈良大教授がこう説明する。
「名古屋城石垣部会」の主要委員である千田嘉博奈良大教授は、石垣の保全という観点から天守閣の木造復元の問題点を指摘する
「文化財である城の現状を変更するには文化庁の許可が必要です。その際に歴史的価値のある石垣をどう保全するか検討する専門委員会をつくり、史跡整備を進めなさいというのが文化庁の方針です。つまり、この部会は文化庁の考えに基づいて名古屋城の石垣の調査と保全を具体的に考える組織で、熊本城、金沢城、弘前城なども同様の専門委員会を設置しています」
なぜ、「名古屋城石垣部会」は現天守閣の解体に反対したのか? 名古屋城の保存活用計画では、天守閣は『いまの鉄筋天守を耐震補強し、江戸時代と名古屋城の専門博物館として機能を強化する』とされていた。千田教授が続ける。
「その規定を変えるには名古屋城の保存活用になぜ天守閣の木造復元が必要なのか、皆が納得できるだけの理由を明示し、文化庁の審議を経て許可を得なくてはなりません。文化財に関する許認可権限は文化庁にありますから。
ところが、河村市長はその手続きを経ず、「天守閣部会」という市の諮問機関をつくって復元プランを作成した。河村市長は本来あるべき行政の手順を踏まず、強引に天守(閣)の木造復元を進めたのです。これでは文化庁もOKの出しようがありません」
石垣部会が特に懸念しているのは、河村市長のプランによって、歴史的価値のある石垣が破壊されるのではないか、ということだ。名古屋城といえば、金のシャチホコが載った天守閣ばかりが注目されるが、歴史的に真に価値が高いのは江戸時代そのままのオリジナルな景観を保つ石垣とされる。
ひび割れなど、無視できないほど劣化が進んでいる名古屋城天守閣の石垣
「ところが、木造天守の設計を請け負った竹中工務店は、その貴重な石垣の内部に鉄骨とコンクリートを設置して基礎を造り、その上に天守を建築するというんです。そんなことをして石垣を壊してしまったら文化財としての価値が失われてしまいます」(千田教授)
実は、名古屋城の天守台石垣は先の戦争で名古屋城が焼失した折の熱で、全体の6割以上が劣化している。ひび割れなどはまだましなほうで、表面を触っただけでぼろぼろと石のかけらが落ちてしまうものもあるほどだという。
近づいてみると、斜面がS字形に膨らんでいるものも。石垣部会はまずはこれらを修復すべきと主張している
「竹中工務店の建設計画では天守を取り囲む堀、つまり石垣を埋めてそのスペースに建築用の足場と重機を入れることになっています。でも、その工法だと石垣に圧がかかり、さらに傷みかねない。史跡として貴重な価値を持つ石垣がこれだけ傷んでいるなら、まずは石垣を修復することから始めるべきです。
なのに、河村市長は石垣を埋めてまでも木造天守の建設を優先するという。石垣部会としては『天守解体の前に、周辺の石垣の調査と保全をしっかりやるべき』という意見を文化庁に出したのは当然で、審議の結果、6月の解体申請が許可されませんでした」(千田教授)
同教授によれば、名古屋市が天守閣の木造復元が必要な根拠を示せていない以上、文化庁が復元を許可する可能性は低いという。
■宙に浮く20億円分の材木
このゴタゴタに反応したのが大村秀章愛知県知事だ。地元紙の県政担当記者が話す。
「名古屋城の現天守閣の解体申請が不許可になった直後の6月24日の会見で、大村知事は『私の耳に入ってくる情報では、当初から木造復元は難しい、無理だと聞かされていた』と切り出し、文化庁の認可が下りていないのにもかかわらず、材木費や設計費で公費を費やした河村市長を厳しく批判しました。
印象的だったのは百条委員会(地方議会が必要に応じて設置する特別委員会。自治体の事務に関する調査を行ない、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した場合には罰則が科せられる)まで持ち出し、河村市長の政治責任を追及する姿勢を見せたこと。ここで河村市長の責任が認められれば、市長辞職にもつながる可能性があります」
前出の千田教授もうなずく。
「河村市長は文化庁から木造復元の許可が下りず、復元された名古屋城がどんな建物になるか具体的になっていない段階で、国内だけでは調達できずに海外まで出かけて巨木を切り出し、20億円近い木材を買い込みました。もちろん、このお金は名古屋市民の税金です」
世界各地から買い集めた巨木はすでに製材されているという。現時点で木造復元が認可される確率は低い。法律に従って粛々と手続きを進めたとしても、石垣の調査保全や「保存活用計画」の改訂などを考えると「最低でも10年ほどの年月が必要」(千田教授)という。
製材した瞬間から木材は劣化する。10年後にその木材が天守閣復元に利用できる保証はない。千田教授がため息をつく。
「河村市長は江戸時代の記録などを基に、当時の天守を忠実に再現することにこだわっていますが、それでは耐震性が足りず、消防法にも抵触する法令違反の建築物になってしまいます。天守の木造復元は総事業費505億円とされていますが、文字どおり史実に忠実なら"中に人が入れない建物"にそれだけの巨額予算をつぎ込むことになります」
■河村市長を直撃!
河村市長を追及する動きは別のところからも発生している。「名古屋城天守の有形文化財登録を求める会」が河村市長ら市職員13人を相手取り、竹中工務店に支払ったとされる設計料約8億5000万円は違法な公金支出だとして、市に返還を求める裁判が進んでいるのだ。同会の森晃会長が言う。
「竹中側が設計は不十分なので支払いは後でよいと言っていたのに、市長の側から年度内に支払いたいから請求してくれと申し出た疑いがあるんです。基本設計が完成したので天守閣の木造復元は間もなくと、市民にアピールしたかったとしか考えられません」
包囲網が狭まりつつある河村市長にとって、10月に開かれる文化庁の文化審議会がヤマ場になるかもしれない。
「ここで現天守の解体申請が許可されなければ、次はないと考えるべきでしょう。そうなる前に、計画を根本的に考え直すべきだと思います」(千田教授)
* * *
2009年8月、当時1期目の河村市長が天守閣の木造復元の検討を発表。それから約10年にわたって、市長はこの計画にこだわり続けてきた
これらの批判の声に河村市長はどう答えるのか。7月16日のJR名古屋駅、参院選の選挙応援のため神戸行きの新幹線に乗り込もうとする市長を直撃した。
――文化庁の許可が下りていないのに、材木を買いつけたことは問題ではないかという指摘がありますが。
河村市長(以下、河村) 何を言っとるんですか。文化庁ともちゃんと話し合った上でやってきたことですよ。
――文化庁の了承を得た上で(材木を)買いつけた?
河村 そういうことは、文化庁に全部報告してます。丁寧にやっとります。
――石垣部会は天守閣周辺の石垣の調査をもっとすべきだとしていますが。
河村 (名古屋市は)最高の調査をした。こんなところまで(石垣の調査を)やったお城は(ほかには)ないですよ。
それに天守閣は、もう入場を禁止して(編集部注:18年5月から耐震性の低さのため、天守閣への入場が禁止されている)、もう1年もたつ。(石垣を)もっと調査しろといっても、調査するのも危ないんですよ。
今の天守閣は地震で壊れるわけでしょう。だったら早いことやらなあかんじゃないですか。コンクリートで補強し直す案もありますが、名古屋城の場合は建設当時の図面が残っとるし、そんなら木造復元はできんのかと。そういう成り立ち、考え方ですよ。
* * *
河村市長は今年4月、天守閣の木造復元が中止もしくは完成が当初の予定より延期することになったら「関係者、全員切腹だ」と発言した。
市長によると「それぐらいの覚悟で臨むという意味」とのことだが、すでに完成延期は免れない。それどころか計画そのものが頓挫する可能性も出てきた。果たして河村市長は"切腹の覚悟"でこの難局を切り抜けられるか。
立憲民主党 幹部の政治資金パーティー 当面自粛- 名古屋テレビ【メ~テレ】
立憲民主党は幹部が開く政治資金パーティーについて当面、開催を自粛する方針を決定しました。
立憲民主党 岡田幹事長
「話題になっている、国民の中にも疑念がある。そういうなかで党としての方針を示した」
立憲民主党は、政治資金パーティーを全面禁止する法案を国会に提出していますが、幹部らがパーティーの開催を予定していたことに党の内外から批判が上がっていました。
立憲民主党は役員会を開き、政治資金規正法改正案の審議の見通しが立つまでの間、幹部はパーティーを自粛することを申し合わせました。
幹部以外の議員については、「それぞれの判断」になるということです。
結果出す政治、自公で | ニュース | 公明党
公明党トップ / ニュース / p301944
2023年7月4日
結果出す政治、自公で
安定した政権、弾みに
首相からメッセージ動画も
愛知の政経懇話会に菅前首相、斉藤国交相
菅義偉前首相は3日、公明党の伊藤渉衆院議員と共に、名古屋市で開かれた党愛知県本部(代表=里見隆治参院議員)の政経懇話会に出席し、連立与党として自公両党がしっかりとタッグを組み、直面する課題に対して結果を出していくと訴えた。会合には、斉藤鉄夫国土交通相(公明党)や大村秀章愛知県知事、自公両党の国会議員らが出席したほか、岸田文雄首相が動画でメッセージを寄せた。
党愛知県本部の政経懇話会であいさつする菅前首相(右から2人目)と大村知事(右端)、斉藤国交相(中央)、伊藤(渉)氏(左端)ら=3日 名古屋市
席上、菅前首相は、これまでの自公連立政権の実績として、携帯電話料金の引き下げや不妊治療の保険適用に触れ、「公明党が署名を集め、私の背中をしっかりと支えてくれたから実現できた」と力説した。
また、消費税率10%への引き上げに伴う軽減税率の導入や、厳しさを増す安全保障環境に対応するための平和安全法制の整備について「自民党単独ではできなかった」と述懐。自公両党は互いの主張が異なっても議論を重ねて合意点を見いだせる力があることから「政治が安定し、政策が磨き上げられ、推進できる」と訴えた。
メッセージ動画で岸田首相は、自公政権について「深い信頼関係をベースに結果を出し続けてきた」と述べるとともに「伊藤氏は頼れる政策マンだ。公明党の政務調査会長代理として岸田政権の政策作りをリードしてもらっている」と強調。斉藤国交相は、自動車産業の脱炭素化に向け、合成燃料など日本の技術が生かされるよう環境整備に力を注ぐと語った。
大村知事、地域の成長促進へ協力
大村知事は、産業の集積地である愛知県の現状に触れ、「インフラの整備を進めることが愛知の経済成長につながる」と強調。県内の道路や港湾、空港整備を進め、地域の成長を後押ししていくため、自公両党と協力していく考えを示した。
伊藤渉氏が決意「愛知から日本けん引」
伊藤氏は、防災・減災、国土強靱化や脱炭素化、物流問題などに対する自身の取り組みを報告。その上で、県内のインフラ整備や観光振興などに尽力していく考えを示し、「愛知から国をけん引していく」と訴えた。
会合では、自民党の木原誠二内閣官房副長官、丹羽秀樹同愛知県連会長(ともに衆院議員)もあいさつした。
日本保守党との連携「独断で進めた」河村名古屋市長の行動に代表務める“減税日本”で戸惑いと反発広がる | 東海テレビNEWS
名古屋市の河村たかし市長が自身が代表を務める「減税日本」と、新たな政治団体「日本保守党」との連携を独断で決めたとして、党内で反発が高まっています。 30日、河村たかし名古屋市長の記者会見。河村名古屋市長:「減税日本が今までやってきた歴史というか理想というか、実行されたことを伸ばさないかん、国に。このままじっとしとった場合どうなるのかと、なかなか厳しいですよ、それは」 河村市長は、言葉を選びながら話していました。そのワケは…。河村名古屋市長(日本保守党の街頭演説 10月18日):「なんかこれどうしたの?革命でも起きたんかな、これ。本当に議員を非家業化せないかんよ。初めて一緒にやりましょうと言ってくれたのが、日本保守党の皆さんですわ」
河村市長は、ベストセラー作家の百田尚樹氏が立ちあげた政治団体「日本保守党」と、減税日本との特別友党関係を締結し、共同代表に就任しました。【動画で見る】日本保守党との連携「独断で進めた」河村名古屋市長の行動に代表務める“減税日本”で戸惑いと反発広がる
しかし、日本保守党といえば、保守的な政策を掲げているのが特徴です。百田代表(10月17日):「LGBT理解増進法にみられる祖国への無理解によって、日本の文化や国柄が内側から壊されかかっています。断固として日本を守る」 減税日本の議員が連携を知らされたのは、会見のわずか30分前でした。市長から事前に撮影したビデオメッセージが送られ、直接の説明や相談は一切なかったといいます。 これにいま、減税日本内に戸惑いと反発が広がっています。減税日本に所属する村瀬貴代美市議は「河村氏が独断で物事を進めていたことが思い返され、ほとほと愛想も尽き、共に活動することに限界を感じました」との文書を出しました。
「党内で何の議論もなく、政治集団としてのガバナンスが欠如している」と、先日、離党届を提出。
10月23日に開かれた減税日本の政治資金パーティーには、7人の市議が急遽欠席しました。
減税日本の中川敦史市議:
「われわれをなぜ信用していないんだと。党として動かしていきたいのであれば、なぜ所属議員たちに相談がなかったのかと。組織としてわれわれをどういう風に代表は考えているのかと、憤りを感じている。どういう形で保守党と減税日本が関わっていくか、ビジョンをしっかり示していただけないうちは、参画できる議員は今のところ、おそらく半数ぐらいしかいないんじゃないでしょうかね」
国政を狙う政治団体との連携で、自らが掲げる政策の実現を図りたいという河村市長との「溝」があります。30日の会見では…。
河村名古屋市長:
「離党届は受け取るつもりはありません。残念なことで泣けてきますわな、こういうことをやっとると本当。相談すればよかったんだろうと思うけど、なかなかできん状況だった。なるべく大きい勢力で減税日本がやってきたことを伸ばしていくためにどういう手段があるのかと、言いたいのはね」
裏金事件で逮捕された自民・池田佳隆議員とは… 安倍チルドレン、保守派の文教族 過去には名古屋市教委に「圧力」:東京新聞 TOKYO Web
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件は、安倍派の所属議員の逮捕に発展した。
池田佳隆衆院議員
7日、政治資金規正法違反の疑いで、東京地検特捜部に逮捕されたのは、自民党の池田佳隆衆院議員(57)=比例東海、当選4回。派閥からパーティー券収入の一部をキックバックされていたとされる議員の一人だが、疑惑が発覚して1カ月以上、「雲隠れ」したままだ。
池田氏とはどんな人物なのか。(デジタル編集部)
安倍派では、所属99人の大半がキックバックを受けていたとされる。その中でも池田氏にキックバックされた額は突出している。
逮捕容疑では、時効がかからない2018年以降の5年間で、派閥からキックバックされながら、自身の政治団体の政治資金収支報告書に収入として記載していなかった額は約4800万円に上るとしている。
特捜部は昨年12月27日、池田氏の国会議員会館の事務所などを捜索していた。
池田佳隆衆院議員の事務所を家宅捜索し、押収物を運び出す東京地検特捜部の係官=昨年12月27日、名古屋市天白区で
◆安倍元首相と出会い政界へ
池田氏は、海部俊樹元首相らを輩出した名古屋市の名門、東海高校出身。20代半ばで化学薬品会社の経営を父親から継ぎ、2006年には日本青年会議所(JC)の会頭を務めた。
政治家の道に進んだのは、安倍晋三元首相(故人)との出会いだった。
池田氏は、自身のホームページで「政治家を志すきっかけは、安倍官房長官(当時)との会談。この国を愛し、国民を守ろうとする強い意志とお誘いに惹(ひ)かれて、町工場から政界へ」とつづっている。
2012年の衆院選で、愛知3区(名古屋市昭和区・緑区・天白区)から立候補し、初当選した「安倍チルドレン」の一人だ。
2007年発行の自著でも、安倍元首相との写真を載せ、「日本に蔓延(まんえん)している拝金主義の恐ろしさ」に対して「日本の道徳心」などを訴えている。
保守派の文教族として、2021~22年に岸田内閣では文部科学副大臣を務めた。
2014、17、21年の衆院選では、立憲民主党の近藤昭一氏に敗れ、比例復活で当選している。
◆市教委「圧力」問題でも雲隠れ
衆院本会議を欠席している池田佳隆氏の議席=昨年12月13日午後、国会で
池田氏は昨年11月下旬に裏金疑惑を報じる週刊誌の記事が出て以降、国会を欠席し、公の場に姿を見せていない。ホームページのブログも9月以降、更新されていない。
複数の自民関係者が電話しているが、本人だけでなく、秘書ともつながらないという。
2018年には、文部科学省の前川喜平元次官が名古屋市の中学校で授業した際、池田氏らが文科省に照会するなどした「教育現場への圧力」問題が発覚。文科省は池田氏らから照会を受けた後、名古屋市教委に、前川氏の中学校での講演内容を詳細に聞くメールを送っていた。
この時も約1週間、公の場から姿を消し、党内外から批判を浴びた。
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大塚耕平議員、国民民主離党へ 予算成立後、名古屋市長選準備で | nippon.com
Newsfrom Japan
政治・外交
2024.03.17 17:55
後援会の会合後、取材に応じる大塚耕平参院議員=17日午後、名古屋市任期満了に伴う2025年春の名古屋市長選に立候補を表明している国民民主党政調会長の大塚耕平参院議員(...
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