“コンセプトカフェ” 名古屋・大須の事業者らが協会を設立|NHK 東海のニュース

「メイド喫茶」や「猫カフェ」といったいわゆる“コンセプトカフェ”の出店が名古屋市でも相次いでいますが、一部の店による違法営業も問題になっています。
こうした事態を受けて名古屋・大須地区の事業者らが協会を設立し、自主的に営業のルールなどを定めていくことになりました。

「メイド喫茶」や「猫カフェ」といった、特色を打ち出した飲食店は“コンセプトカフェ”と呼ばれ、ここ数年、全国で出店が相次いでいますが、必要な許可を取らずに店員に客の隣で接客させるなど違法な営業をしている店が問題となっていて、警察に摘発されるケースも出てきています。
こうした事態を受けて70店舗あまりの“コンセプトカフェ”がある名古屋・大須地区では、事業者でつくる「大須コンセプトショップ協会」を設立し、自主的に営業や雇用のルールを定めていくことになりました。
1日は大須地区で4店舗を営む発起人の男城月菜さんが中警察署を訪れ、渡辺勇人署長に協会の方針などについて説明しました。
これに対し渡辺署長は「“コンセプトカフェ”を健全な文化として大須のまちとともに発展させてもらいたい。警察としても協力していきます」とこたえました。
男城さんは「大須の文化として楽しんでもらうために安心安全なお店をつくっていきたい」と話していました。